イシクラゲ

お疲れ様です モスパラです
今日は、苔?のご紹介

イシクラゲ

なんだこれ?
これは苔なの?

こちらは「イシクラゲ」といいます
苔の仲間というより藻類になります

苔と藻は違うのか???
一般的に藻類は植物ではないとされています
藻類は主に水中で生息することが多く、アクアリウムで「コケ」と呼ばれる厄介者とされているものは、ほぼほぼ藻類です

で、このイシクラゲは陸にいる藻類ですが、「ネンジュモ」という藻類の仲間のようです
苔のようにテラリウム等で使うことはまずありません
あんまりきれいなものでもないですしね

普段は、上の写真の様にコンクリートや空き地でカラカラになっていることが多いです

ぶよぶよしたイシクラゲ

で、雨の日に水を含むと、ぶよぶよになってワカメみたいな見た目になります
昔の人は「キクラゲ」みたいなことから「イシクラゲ」という名前になったようです

このカラカラ状態からの復活は苔に似ていますね
なんと、90年近く前にカラカラになったイシクラゲに水をかけて復活したなどの話もあるそうです

で、こちらのイシクラゲ、食べることもできるそうです
佃煮や天ぷら、酢の物やみそ汁、懐石料理にもなるそうです
知らない間にイシクラゲ、食べてるかもしれませんね・・・

まとめです

イシクラゲとは?

  • 藻の一種: クラゲやキノコではなく、ネンジュモ科の藍藻類に属する藻の一種です
  • 見た目の特徴: ゼラチン状で、黒っぽい色をしているものが一般的です 雨上がりなど、湿った環境ではふっくらと膨らみ、乾燥すると硬くなります
  • 生育環境: 水はけが悪く、日陰の湿った場所を好みます。コンクリートの隙間や、庭の土の上など、身近な場所で生えていることがあります
  • 別名: イワキクラゲ、カモガワノリ、キブネノリなど、地域によって様々な呼び名があります
  • 食用: 古くから食用にされており、特にアジア地域では、天ぷらや酢の物など、様々な料理に利用されています

イシクラゲの特徴

  • 生命力: 環境の変化に強く、乾燥状態でも生き残ることができます
  • 繁殖力: 生育条件が揃うと、短期間で大量に増殖します
  • 栄養価: タンパク質やミネラルが豊富で、健康食品としても注目されています

どちらかというと、庭の邪魔物扱いされるイシクラゲです
「片田舎の風景」というテーマのテラリウムなら、何かしらに使えそうですけどね・・・
まあ、使いませんが

自然の中には苔だけでなく、藻類や地衣類、菌類など植物以外にもいろんなものが見られます
しんどい時は、おうちに閉じこもっていたくなりますが、身近な自然観察しながら散歩してみてもいいんじゃないでしょうか
気分も少し変わるかもしれません
モスパラでした

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