テラリウムに向いていないカエル イエアメガエル

カエル

お疲れ様です モスパラです
今日は、モスパラのテーマの一つ、カエルです
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イエアメガエル

こちらはイエアメガエルです
オーストラリア原産で、全長15cmくらいと樹上性カエルの中では大型です
なので、苔や植物でレイアウトしたケースで飼育しても、レイアウトを崩されてしまうでしょう
そして、カエルのくせに乾燥気味な場所を好みます
これは、オーストラリアでも森林ではなく、人家に近い場所に生息しているからです
オーストラリアの公衆トイレの壁などにくっついているそうです

では、イエアメガエルの基本情報です

特徴

  • 見た目:
    • 体色は緑色から褐色まで様々で、環境によって変化します
    • ぷっくりとした体型と、垂れ下がった皮膚が特徴的です
  • 大きさ:
    • 体長は最大で15cm程度と、アマガエルよりも大きいです
  • 生息地:
    • オーストラリアやニューギニアなどの、温暖な地域に生息しています
    • 森林や草原だけでなく、民家の周辺でも見かけることがあります
  • 生態:
    • 夜行性で、夜になると活発に活動します
    • 樹上性で、木の上や草の上で生活することが多いです
    • 食性は動物食で、昆虫やクモなどを捕食します
  • 鳴き声:
    • オスは繁殖期になると、「ゲェ、ゲェ、ゲェ」というような鳴き声でメスを誘います なので、鳴いていればオスです

飼育について

  • 飼育環境:
    • ケージは高さのあるものを用意し、樹上性の性質に合わせて流木や観葉植物などを配置すると良いでしょう 観葉植物も、15cmのカエルが乗っても問題なさそうなポトスなどがお勧めです ベゴニアなどの茎の細いものは避けた方がよいでしょう 苔も剥がされてしまいます
    • 湿度を保つために、定期的な霧吹きが必要です 一応、皮膚から水分を吸収しますので、乾燥には強いですが、霧吹きはしてあげましょう
    • 温度は25度前後が良いでしょう
  • 餌:
    • コオロギやミルワームなどの生きた昆虫を中心に与えます
    • カルシウムやビタミンを添加した餌も与えると、より健康に飼育できます
  • 注意点:
    • 皮膚から微弱な毒を分泌するため、触った後は必ず手を洗いましょう
    • 丈夫なカエルですが、急激な温度変化や乾燥には注意が必要です

ペットショップでよく見かける樹上性のカエルです
小さい個体が売っていることが多いのですが、ガッツリパルダリウムなどに入れてしまうと、レイアウト崩されてしまいます
簡易的なポトスとかヘデラとか、茎が丈夫な植物を選びましょう

1月~3月くらいになると、オタマジャクシが流通を始めます
オタマからカエルになるのを狙っても良いですが、難易度は高いです
なんせ、オタマからカエル、エラ呼吸から肺呼吸になる段階が一番彼らにとって命がけだからです
水に入れば溺れるし、かといって陸に上がりすぎると乾燥します
モスパラもやってみましたが、何度もダメになってしまいます
チャレンジしてみても良いですが、確実性を狙うなら、しっぽがなくなりかけの幼体が一番いいと思います
カエルが小さいうちはパルダリウムや通気性のあるテラリウムに苔を設えてもいいと思います
モスパラでした

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