お疲れ様です モスパラです
今日は「ロベリアカージナリス」という水草を紹介したいと思います

こちらがロベリア カージナリス スモールです
なんのこっちゃですね
水草としては、水景の前の方に植える「前景草」になります
水上葉を沈めると、水上葉は枯れ落ち、小さな水中葉が出てきます
小さな水中葉を並べるように水槽にレイアウトして、ダッチアクアリウムというレイアウト方法によく使われる水草でした
最近はあまりダッチアクアは見ないですね 自然感が強いネイチャーアクアリウムが主流です
水上の状態でも、抽水という根の部分を水に浸すか、湿度を高く保てば成長維持が可能かと思います
では、ロベリアカージナリスの水草としての基本情報です
特徴
- 水中葉の形状:
- 水中では、水上とは異なり、ライトグリーンの丸みを帯びた葉を展開します
- レイアウトへの利用:
- 成長速度は比較的遅いため、前景から中景にかけてレイアウトするのがおすすめです
- 特に、ダッチアクアリウムでは定番種として知られており、その整った印象から人気があります
- ワンポイントとして植栽することで、水槽全体の景観を引き締める効果があります
育成要件
- 光量:
- 十分な光量が必要です。60cm水槽で20W2灯以上が推奨されます
- CO2:
- CO2添加があると育成が容易になりますが、なくても育成可能です
- 水質:
- pHは6~7、GHとKHは0~6程度が適しています
- 水温は20~28℃が理想的です
- 底砂:
- ソイル、砂、大磯砂など、さまざまな底砂で育成可能です
- 育成難易度:
- 育成難易度は比較的容易ですが、成長速度は遅めです
注意点
- 水上葉から水中葉への変化:
- 流通しているものは水上葉が多く、水中葉への変化には時間がかかる場合があります
- 成長速度:
- 成長速度は遅いため、焦らずゆっくりと育成することが大切です
ロベリア・カーディナリスは、その独特の葉の形状と美しい色彩で、アクアリウムに個性的な魅力を加える水草です 適切な環境で育成すれば、水槽内で美しい景観を楽しむことができます
和名では「ベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗)」と呼ばれます
ある程度の光を当ててあげると、花を咲かせることもあるようです
北米原産ですので、耐寒性はありますが、日本の屋外では難しいでしょう
明るい苔テラリウムに植えると良いかと思います
いっちょやってみるか~
モスパラはアクアリウム関係のお仕事をしていますので、水草が比較的容易に手に入ります
今までは苔テラリウムに入れる植物といえば、シダやランなどといった園芸商材しかありませんでしたが、水草の水上葉を使うという新たな試みを実験しています
「これは苔テラリウムでも使えそう」など感じた水草は実験して、今後苔テラリウムで新しいジャンルの植物として、テラリウムに新たな表現の幅を生み出すことになるかと思います
今は、苔テラリウムと水草の相性がどこまでいいのか、色々試してみます
モスパラでした