一度は見たことあるのでは?アカメアマガエル

カエル

お疲れ様です モスパラです
今日はカエルのお話です

アカメアマガエル

こちらはアカメアマガエルです
小型で、熱帯雨林のジャングルの木の上にすむ、樹上性のカエルの代表種です
カエルの図鑑の表紙にもなっていますので、どこかで見たことがある方も多いのではないでしょうか

アカメアマガエルの基本情報です

アカメアマガエルは、赤い目が特徴的な美しいカエルで、ペットとしても人気があります

基本情報

  • 学名: Agalychnis callidryas
  • 分類: アマガエル科アカメアマガエル属
  • 分布: メキシコ南部からコスタリカにかけての中央アメリカの熱帯雨林
  • 全長: 最大7cm程度
  • 特徴:
    • 鮮やかな緑色の体
    • 特徴的な赤い目
    • 脇腹の黄色と青色の縞模様
    • 四肢の内側の鮮やかなオレンジ色

生態

  • 夜行性で、昼間は葉の裏などに隠れて休んでいます
  • 樹上性で、木の葉の上で生活します
  • 食性は動物食で、昆虫などを食べます
  • 繁殖期には、水辺の葉に卵を産み付けます

飼育について

  • 熱帯雨林に生息しているため、高温多湿な環境が必要です
  • 樹上性のため、高さのあるケージで飼育します
  • コオロギなどの生きた餌を与える必要があります
  • 美しい体色と愛らしい姿から、ペットとしても人気があります

その他

  • アカメアマガエルは、その美しい見た目から、熱帯雨林の象徴的な生き物として知られています
  • 生息地の熱帯雨林の減少により、生息数が減少しています

アカメアマガエルは自然保護のシンボルとして、レインフォレストアライアンスのロゴにもなっています

レインフォレストアライアンス

レインフォレスト・アライアンスとは、農業を通して、「自然環境や生態系、天然資源」「農業従事者とその地域に暮らす人々の人権や福祉」を守る制度のことです

アカメアマガエルをロゴに使うのは、アカメアマガエルが自然保護の指標「生物指標」になっていることが所以となります
アカメアマガエルが生存できる環境であれば、環境として問題ない、逆に個体数が減っていれば、環境の大きな変化が起きているといえます

そう考えると、カエルと言う生きものは環境に依存する生きものであると結論付けが出来ます
乾燥しすぎてもダメ、湿度が高すぎてもダメ、温度が高すぎても低すぎても調子を崩します

そんな飼育難易度の高さから、カエル飼育は難しいと敬遠されている気がします
実際、カエルの飼育は「感覚」です
細かな動きやエサの食べ具合、肌つやなどで体調を判断します
環境を大きく変化させても体調を崩しますし、変えなさ過ぎてもアンモニア等が蓄積して中毒を起こしたりします

こんなことを書くと飼うのが嫌になりそうですが、これらの特徴は苔が解決してくれるとモスパラは考えます
苔が湿度を保ってくれて、小さなカエルのアンモニア(尿)などは、土中のバクテリアに分解され、その後植物に吸収されます
苔を保つために霧吹きしますし、温度も苔が快適に暮らせる温度であればカエルにもちょうどよいのです(20~25℃)
カエルが元気であれば、苔や植物も元気に育つと考えています

アカメアマガエルはペットとして流通しています
もし見かけた際は、この記事を思い出して、自然保護に思いを寄せていただければと思います
モスパラでした

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