お疲れ様です モスパラです
今日は、不思議な植物「まりも」についてお話できればと思います
そもそも、植物なのか?生きものなのか?なんなのか?
有名な「まりも」ですが、あまり細かい話を知っている方は少ないと思います
では、まりもの基本情報です
マリモは、北海道の阿寒湖に生息する球状の緑藻で、自然のものは国の特別天然記念物に指定されています
マリモの特徴
- 球状の形:
- 糸状の藻が集合して球状になるのが特徴です
- この球状の形は、生育環境の波や光の条件によって作られると考えられています
- 糸状の藻の一本一本が「まりも」と言います 有名な丸いまりもは、「まりもの集合体」と言えます
- 丸いまりもの集合体が、波の流れに流されて、まりもをくっつけながら転がって大きくなります
- 成長:
- 非常にゆっくりと成長し、1年に数ミリ程度しか成長しません まりもの一本一本がゆっくり伸びます
- 寿命は長く、数百年生きるとも言われています
- 生息地:
- 阿寒湖が有名ですが、他にもいくつかの湖沼に生息しています
- 生育には、低温で安定した水質、適度な光量、波による撹拌などの条件が必要です
- 基本的に水槽内で大きくすることは難しいです ゆっくり一本一本が伸びるのを待ちます
- 生態:
- 光合成を行い、酸素を放出します
- 水中の有機物(硝酸塩等)を吸収し、水質浄化にも役立つと考えられています
マリモの生態
- 成長の過程
- マリモは、糸状の藻が少しずつ集まり、小さな塊から成長していきます
- 成長速度は非常に遅く、1年に数ミリ程度です
- 長年にわたって成長し、大きなものでは直径30cmを超えるものもあります
マリモと阿寒湖
- 阿寒湖の環境
- 阿寒湖は、マリモの生育に適した環境が整っています。
- 低温で安定した水質、適度な光量、波による撹拌などが、マリモの成長を促しています
- 特別天然記念物
- マリモは、国の特別天然記念物に指定されており、採取や損傷は法律で禁止されています
- 販売されているまりもは養殖されたまりもを、人間の手で丸めています
- 保護活動
- 阿寒湖では、マリモの生育環境を保護するための様々な活動が行われています
- 水質調査や湖底清掃、外来種の駆除などが行われています
モスパラが伝えたいことは太字にしました
皆さんがよく知るまりもは、「まりもの集合体」なんですね
一本一本のほっそ~い糸みたいなのがまりもです
それを、転がりながら自分の丸い身体に纏わせながら大きくなっていきます

よく販売されているまりもは、2cmくらいの小さなかわいいまりもが多いですね
これは、養殖まりもをパートのオバサマ方がくるくる丸めて・・・・
おられるのを、昔「トリビアの泉」で見ました へぇ~
北海道のまりもだけでなく、ヨーロッパでも「西洋まりも」と呼ばれる5cmくらいの大きなまりもも流通しています ヨーロッパのトロピカという水草メーカーがリリースしています
あと、まりもは苔のなかまではなく、藻類の仲間になります
苔のような仮根なども持っていません
まりもはおもちゃじゃなくて生きてますよ~
一本一本が生きているのです
そんなことを感じながら、デスクサイドに小さな瓶に入れて置いてみるとあら不思議、小さな癒しが出来ます
まりもは育てるの難しくないしおススメですよ~
モスパラでした