苔との出会い

自己紹介

お疲れ様です モスパラです
本日は、苔テラリウムをどのように知りましたか?というのお話が出来ればと思います

モスパラは元々、アクアリウムを仕事にしております
アクアリウムから「上陸」してパルダリウムや苔テラリウムに傾倒していった「上陸組」です

苔テラリウムには「園芸組」「ハンドメイド組」「上陸組」があるように感じます

園芸組


苔は盆栽などでよく使われ、ハイゴケやスナゴケなどは昔から園芸店に並んでいました
苔のレジェンド、道草さんは元々蘭をやってらっしゃいましたし、園芸の世界から苔テラリウムに入る方は多い様に思います

ハンドメイド組

次はハンドメイド組です
昨今のハンドメイドブームで、クリーマやミンネなどのハンドメイドのショッピングサイトにも苔テラリウムが並ぶことがあります
さらに、ハンドメイドの大きなマルシェなどにも、苔テラリウムのクリエイターさんが多くみられ、女性は苔テラリウムに入りやすい環境が出来ているのかなぁと感じます
実際、苔で雑貨のようなものを作るので、ハンドメイドであることは間違いないかと思います

上陸組

続いては上陸組です モスパラは完全な上陸組です
アクアリウムには、陸地と水の中を、同じ水槽内で表現する「アクアテラリウム」という技法が、すでに40年ほど前・・・もっと前からありました
その際は苔などは使わず、発泡スチロールをはんだごてで溶かして、岩のようにデザインして使うというようなものでした
そこから、樹上性の小さなカエルや、陸生のヤドクガエルなどが流行りだし、本来水中で使う「ウィローモス」をへご板に巻き付けて霧吹きをし、カエルたちの陸地を作っている時代もありました
それが約20年ほど前です
そこから10年ほど前から、アクアテラリウムから水がなくなった「パルダリウム」という技法がヨーロッパからやってきました
ヨーロッパでは、壁面に2mほどのオープンな水槽を埋め込んで、シダやネオレゲリア(パイナップル)、アグラオネマなどを育てるというものでした
日本に入ってくる際に、もっと小型化し、60cm水槽でベゴニアやジュエルオーキッドなどを育てるパルダリウムが日本でも知られるようになり、ジメジメ軽の植物が多く流通するようになりました

これには、今まで入ることのできなかったスラウェシ島、ボルネオ島に研究チームや採集する人たちが入ることが出来るようになってからの様に思います
アクアリウムでも「ボルネオシュリンプ」などのエビや「バンパイアクラブ」などのカニ、「ブセファランドラ」などの水草、ベゴニアやジュエルオーキッドなどの植物が、スラウェシ島やボルネオ島で独自の進化をしており、他では見ることのできない生きものや植物が、大量に世界中で商業ルートに乗り、一気にパルダリウムのブームに火が付きました
それがおよそ15年くらい前です
その後、アクアリウム業界でも、苔テラリウムでバンパイアクラブを飼ってみようなどの企画商品が多数みられ、10年ほど前から苔自体の流通が始まりました
その頃に、モスパラは苔と出会っており、その時に観賞魚問屋さんの紹介で大阪の「モスコネクト」今田さんを紹介していただきました
今田さんもまだ駆け出しで、その時に苔テラリウムの作り方なども教えて頂きました
当時モスパラが勤めていたホームセンターのペットのバイヤーが、苔をえらく気に入り、いち早く苔テラリウム教室を自店舗でイベントとしてやっておりました
そこから、モスコネクトさんとはチョコチョコあちこちでお会いするようになり、今に至ります
実はモスコネクトさんも元々はペットショップのマネージャーさんをしており、モスコネクトさんも上陸組です
実はモスパラも歴だけで言えば結構な期間、苔と触れ合っております
ただ、本格的に苔と向き合おう、苔と生きものと植物の共生したテラリウムを作ろうと考えたのはここ2年くらいのことです

つらつらと書きましたが、皆さんはどういった経緯で苔テラリウムに出会いましたか?
苔好きさんにも色々な属性の方がいらっしゃいます
そのお話はまた後日・・・

これから苔テラリウムをやってみたいなという方のお手伝いが出来ればとおもっております
その時の入口は何処でも良いと思います
苔界に特に派閥などもありません
みんな苔を見ながら下を向いて歩いています
モスパラの記事で苔テラリウムに興味を持っていただけたら幸いです
モスパラでした

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