販売の声掛けが苦手

ビジネス

お疲れ様です モスパラです

モスパラの本業はペットショップに勤務しています
ペットショップのお仕事は、犬猫の生体販売、小動物の生態販売、観賞魚の生体販売、水草、爬虫類、両生類、熱帯植物、昆虫、それらに付随する用品・・・
ペットショップのお仕事は多岐にわたります
モスパラはそこで苔と出会い、苔テラリウムに傾倒していきました

現在では、これら全てと関わっております
元々は観賞魚(アクアリウム)が専門でしたが、業種は変わらず就業先が変わるにつれ、小動物(ウサギやハムスター)や昆虫(カブトムシやクワガタ)、爬虫類や両生類、現在では犬猫の生体販売にも携わったいます

そんな中で、同じペットショップの中の仕事なのに、お客様へのアプローチの仕方が全然違うなぁと感じた事例をお話しさせていただければと思います
小売業や販売のお仕事をされている方なら、お役に立てる記事かと思います
長いですがお付き合いいただけましたらと思います

アクアリウムの販売

アクアリウム生体、つまり金魚やメダカ、熱帯魚や水草などの販売ですが、基本はお客様から「これください」と言われて接客がスタートします
この熱帯魚を飼育するにはこんなものが必要です、こんなエサが必要です、藻でお悩みでしたら、こんな商品もありますなど、基本は「待ち」の販売スタイルです
他にも、アクアリウムで水草の展示水槽を作り、お客様にこんな水槽を作りたい!と思わせるやり方や、お客様の来客導線を考え、定番種はこの売り場に配置したりなど、お客様に欲しいと思わせる売り場作りをすることが、アクアリウム販売の基礎となります

小動物の販売

ウサギやハムスター、鳥や爬虫類などはこのカテゴリに含まれます
アクアリウムと犬猫の販売方法のハイブリッド方式で販売につなげる方法があるかと思います
可愛く展示して魅せる方法や、ベタ慣れにして興味を持っているお客様に触ってもらうなど、接客も含めつつ、色んなラインナップの生体を展示することが販売に繋げられるかなぁと思います

犬猫の販売

犬猫生体の販売は、アクアリウムとは真逆かと思います
ワンちゃん、ネコちゃんをキレイに見せるために、ブラッシングや爪切りなどはしっかりするんですが、販売方法はどちらかというとアパレルや化粧品に近い感じの、「声掛け営業」なんだと実践して思いました

モスパラも長年アクアリウムの販売に携わってきましたが、犬猫もやることになって、販売へ繋げる方法が違いすぎて戸惑っております
犬猫販売はアパレル、アクアリウムはホームセンターの販売方法であると感じています

苦手な声掛けを頑張ってみる

モスパラはホームセンター式の、「売り場を作る」「欲しいと思わせる売り場の作り方」などのノウハウは持っていますが、声掛けは全くの初心者です
どうやったら声掛けできるのか、色々調べてみました

Voicy - 音声プラットフォーム
Voicyは、厳選されたコンテンツを"ながら聴き"できる音声の総合プラットフォームです。応募通過率5%の審査を経たパーソナリティの声を中心に、メディアによるニュースや企業の人柄までも伝わるオウンドメディアなど、あらゆる音声放送が楽しめます。

Voicyというアプリの音声プラットフォームで、声掛けの販売について発信されている方が「成田直人」さんだけでした
この一件だけの成田さんの発信がとても腑に落ちて、実践してみたら声掛けしやすくなりました!

成田さんの声掛けの方法を簡潔にまとめると、

  • お客様への声掛けは「あいさつ」から

「こちらいかがですか~」などのダイレクトな声掛けはマイナス効果
いらっしゃいませの後に、お客様の目を見て「こんにちは~」などの挨拶をして、ほとんどの場合が無視されることが多い中、挨拶を返してくださるお客様もいらっしゃいます
そんな挨拶を返してくださるお客様は、接客に対して苦手意識がないと判断して良いそうです
挨拶をするということで、ワンラリー終えているので、そのまま接客にもつなげやすいですよね
モスパラも早速やってみました お客様の目を見て「こんにちは~」と声を掛けると、その後のお話がしやすく感じました!
これはすごいなぁ~と感じました

  • 作業しながら先回り

無理に声を掛けようと構えていると、かえって怖がられてしまい逆効果です
どちらかというと、作業しながらの方が、お客様も声を掛けやすいのだそうです
これはアクアリウムでも同じですので、おそらく小売業に携わる方なら参考になるのではと思います
なにかしら作業をしながら、お客様を観察し、会話に耳を傾ける
いらっしゃいませ~の後に目を見てこんにちは~の挨拶
その後、作業を続けながらお客様の会話に耳を傾け、お客様の動きを観察する
お客様には、店員である自分がここにいることは、挨拶をすることで伝わっていて、しかもワンラリー終わっているので、その後の会話にも持っていきやすいのかなと思います
そして、作業しながら、お客様の先回りして、お客様から声を掛けられやすいような空気感を出すそうです

  • POPにこだわってみる

POPは無償で働いてくれる有能な販売員です
ただただ、商品の情報を羅列するようなPOPではなく、お客様に疑問を持たせるようなPOPが良いそうです
POPに関しては、モスパラも色々勉強してきましたので、また後日・・・

苔テラリウム販売にも応用してみる

ちょっと苔のことにも繋げていきたいと思います
先日、名古屋で「NABOLO」という植物や苔のイベントがありました
そこの併設イベントとして「苔クリエイターズマルシェ」が行われておりました
全国の色々なクリエイターさんが、作品を持ち寄って販売するイベントです
実はモスパラもお誘い頂いていたんですが、その日は他のイベント出展のオファーをいただいていたので、断腸の思いでお断りさせていただきました

その中で、接客が得意というか自然に接客できるクリエイターさんもいれば、どうやって声を掛けていいかわからないといったクリエイターさんもいらっしゃったようです
(後日談としてお話お伺いしました)

接客が自然にできるクリエイターさんは、「あら、かわいいバッグ」など、全く関係ない「会話」からお客様にお話しにいかれるそうです
これは前述した「挨拶」と同じですね

接客をどうしたら・・・と仰っているクリエイターさんは、どうしても「売らなきゃ」「話さなきゃ」と力が入っているのでしょうか
モスパラも同じ属性で声掛けが苦手なので、その気持ちがよく分かります・・・
しかし、「挨拶する」「作業しながら聞き耳立てて観察」するんだと思えば自分でもできるかなと思いました
苔テラリウム作りながら、近付いてきた来た人に目を見て挨拶して、そこから関係ないお話でも出来たら、接客の一歩を踏み出せるのかなと思っています

BtoCの業態を取っている業種に、接客は必須です
声掛けが苦手な方でも、少しずつ出来ることから成功体験を重ねていきましょう
モスパラも頑張ります
モスパラでした

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