お疲れ様です モスパラです
今日は、苔のご紹介
苔テラリウムで使われる人気ナンバーワンの「ホソバオキナゴケ」を紹介したいと思います
ホソバオキナゴケは、杉の木の根元や倒木など、山の中に生えていることが多いです
こんもりとした姿をしており、見た目も苔らしくかわいいので人気があります
苔テラリウムの中でも、さほど伸びたりすることも少なく、草原のような正面部分のレイアウトの表現によく使われます
「ヤマゴケ」として園芸店やホームセンターでも見ることもできます
(ヤマゴケにはホソバオキナだけでなく、アラハシラガゴケなども混じっています 総称してヤマゴケです)
テラリウム内でも育てやすく、成長が遅いので、小さな容器でも育てることが出来ます
管理としては、週に一度の霧吹きと、毎日の換気作業だけでOKです
ホソバオキナゴケをテラリウムへ植え付ける際には、葉の部分を細かくして、根の部分をピンセットでつかんで、ソイルに植え付けます
その際、ミクロスパーテルという器具で、苔を押さえながらピンセットを抜くと、苔を挿しやすくなります
少しピンセットでつまんで、苔の根についている土をサッと洗い流し、根が長いようならハサミでカット
そのままピンセットで好きなところに挿し、ミクロスパーテルで押さえながらピンセットを抜く
この作業の繰り返しです
苔を挿しているときは、集中し無心になります
禅の修行に近いものがあるのでしょうか
ひたすら、自分と向き合う時間です
今回は、細かくちぎって一本ずつ挿す「挿し苔」という技法を紹介しましたこんもりしたコロニーのまま使う場合もあります
「貼り苔」という技法になりますが、楽な反面、虫の混入やキレイに育ちにくいというデメリットもあります
ホソバオキナゴケは前景にも使えるし、壁面テラリウムの壁に植えこむこともできます
盆栽の足元に植えて、屋外で育てることもできます
乾燥には強いですが、水ビチャビチャには弱い傾向があります
テラリウム内での水のあげすぎに注意しましょう
今回はホソバオキナゴケを紹介しました
また次回にお会いしましょう