お疲れ様です モスパラです
今日は苔テラリウムを作ったよ
作る工程も紹介します
今日はこちらのフタ付きのビンを使って苔テラリウムを作っていきます
まずは、ビンの底にベースサンドを敷きます
ベースサンドは苔テラリウムクリエイターのモスコネクトさんの商品です
水が底に溜まってしまって、腐敗するのを防ぎます
ソイルは苔こっこさんというクリエイターさんが開発した「崩れま宣言」です
固めて使うと、壁に貼り付いて苔壁を作ることができます
ベースサンドを敷いていきます
1cmくらい敷きます
次にソイルを敷いていきます
苔や植物を植えるので、2〜3cmくらいになるように敷いていきましょう
ここから、色々な道具を使っていきます
道具の紹介もさせてください
左からミクロスパーテル、筆、ピンセット、水草用ハサミ、スプーンです
ミクロスパーテルは苔を挿す時に、ピンセットで挿して抜く時に、苔を押さえるために使います
筆はソイルを均すのに使います
ハサミは苔の根や、植物が傷んでいる時に切り取るために使います
スプーンはソイルを入れたり、砂を入れたり、ソイルを押さえ込んだりする時に使います
ソイルに水を染み込ませる時に便利な水さしです
苔テラリウムには欠かせない霧吹きです
どんなものでも大丈夫です
ステンレスのトレーです プラスチックでも問題ないです
あると意外と便利です
さっそくこれらの道具を使って作っていきます
筆でソイルを均していきます
少し傾斜をつけると、立体感が出ます
今回は苔壁を作りたいので、ソイルを厚めに敷いて壁を作ります
中に入れる石や流木なども、この時に用意してレイアウト全体をどのようにするかをイメージしましょう
石や流木を入れることで自然な雰囲気を出すことができます
今回はカエルのフィギュアを入れたいです
小さなものなら、一番最後に入れるのがよいでしょうが、今回は大きいフィギュアのため、最初から入れておいてレイアウトします
ソイルに流木や石を配置します
この時にグイグイ押し込んだりして、レイアウトの形を決めましょう
石や流木を置いたあと、筆で崩れたところを整えて、レイアウトの骨組みを作ります
水さしで水を入れていきます
水を入れると、ソイルが固まりレイアウトを動かすことが困難になるので注意です
表面に水をかけるだけだと、底の方までソイルに水が染み込んでいないことがあります
横から見て、しっかり水を染み込ませましょう
ソイルを押さえて固めます
崩れま宣言は苔壁を作ることができますので、押さえて苔壁を作っていきます
土台の骨組みが出来たら、植物を植えていきます
苔テラリウムに植物や苔を植えていく順番は、大きなものから順に植えていきます
今回は、「セイヨウタマシダ コットンキャンディ」を使います
シダの仲間で、小型のシダです
シダの根の部分を洗っていきます
ポットからゆっくり取り出し、根を傷付けないように土を落としていきます
シダの根は長いです
傷付けるとシダが枯れてしまったりすることもありますので、丁寧に扱いましょう
種類によっては株分けすることも出来ます
セイヨウタマシダは多くの種類で、横にゆっくり引っ張ると株分けできます
シダの根は長いので、ある程度折りたたんでピンセットで挟み込みます
ピンセットで挟み込んで、ソイルに植え込みます
次に苔を植え込みます
今回はホソバオキナゴケ、オオバチョウチンゴケ、ヒノキゴケを使います
苔を植え込む前に、下処理をします
苔をよく洗い、根の部分を切り落としていきます
根はまた生えてきます
ピンセットで苔の根をつまんで、ピンセットと平行になるように挟みます
ピンセットで植え込みます
ミクロスパーテルで押さえながらピンセットを抜きます
これをひたすら繰り返していきます……
苔を植える際も、背の高い苔は後ろの方に配置し、背の低い苔は手前に配置すると、奥行きが表現できます
今回の場合、ホソバオキナゴケが背が低く、ヒノキゴケやオオバチョウチンゴケは背の高い苔になります
苔の形や向きも揃えてあげるとキレイに見えます
苔をある程度植え込んだら、霧吹きして水滴を拭き取ったら完成です
ベルツノガエルのフィギュアが主役のテラリウムが出来ました
毎日の管理は、毎日5分〜10分ほどフタを開けて換気、1週間に1度くらい霧吹きすることです
霧吹きの際も、ソイル全体に水が行き渡るように霧吹きしましょう
その際、水が溜まって苔が水に浸かってしまわない様にしましょう
水が多すぎて溜まってしまっている時はスポイト等で抜いてあげて下さい
苔テラリウムを作っていると、苔を挿したりレイアウトを考えたりする時間は無心になれます
静かな時間が流れ、瞑想や修行に近い感覚になるのかもしれません
心が疲れている方の趣味としてもオススメです
さて、苔テラリウムの作り方を動画で配信されている方も多いかと思いますが、動画って作るの大変なんですよ……
なので、写真と文章で表現出来ればと思っています
長々とありがとうございました