お疲れ様です モスパラです
今日は苔テラリウムを作るときに使えるシダの紹介をさせていただければと思います
苔テラリウムを作るとき、苔はもちろん使いますが、他に石や流木で、小さな器の中に自分の世界観を想像しながら作っていきます
その時に、小さな植物があると、その小さな世界観の中に立体感が生まれ、自然っぽい雰囲気を出すことが出来ます

苔と相性のよい植物として、シダの仲間があります
山の中などでも、苔のある所に必ずシダ植物も生えています
高い湿度を好み、強い光を嫌います そんなところが苔と同じ環境で育つため、相性が良いのです
今回は、ピクタさんという、テラリウムで使えるシダや他の植物、それを育てる器具、熱帯魚などの卸をしている、界隈では有名な業者さんのシダを使っていきます
直径3cmほどの小さな鉢に、シダが植わっています
通常なら直径9cmほどの鉢にたんまり入っているのが普通ですが、ピクタさんは苔テラリウムに使いやすいように、小さく育てておられます
これは技術的にメチャメチャ難しいそうです
そりゃそうですよね 大きくしてはいけない植物の育て方なんて、調べても出てこないでしょう 大きく育てるのが観葉植物の醍醐味ですからね
それを、3cmほどのポットで提供してくださるピクタさんはすごいのです
今回は、ピクタさんのシケシダを紹介したいと思います
シケシダの基本情報です
シケシダは、本州から九州、中国、ヒマラヤなどに分布する夏緑性のシダ植物です
特徴
- 葉: 柔らかく、自然界では長さ20~50cmまで成長します 羽片は中軸に流れて翼を形成しますが、不明瞭な場合もあります
- 生育場所: 半日陰の石垣や小川・用水路のほとりなど、湿り気の多い場所に普通に生育します 和名の由来は「湿気羊歯」であるとのことです
ちょっと山の中に入れば、普通に見られるシダのようですね
そこで見られるのは大きなものばかりですが、苔テラリウムで使われるものは小さく育てられるようになっています

根を傷つけないようにして、ピンセットで植えます
枯れている葉や痛んでいる葉があれば、ハサミで切りましょう

シダを入れることで、苔テラリウムがジオラマ的な世界観から自然な感じに変貌します
育て方も、苔が元気な環境なら育成は容易です
毎日10分くらいの換気、ある程度部屋の明るい場所に配置、週に1度くらいの霧吹き、蓋をして湿度を保つということでしょうか
育てていると、葉が増えて苔の成長を阻害する可能性もあります
その際は、大きくなっているシダを切ってしまいましょう
根や、地中に埋まっている茎を傷つけなければ、再生する可能性が高いです
苔テラリウムにシダを入れると自然観がますよーというお話しでした
モスパラでした