お疲れ様です モスパラです
今日は水草の「ヘアーグラス」について書いていこうと思います
アクアリウムでは、ヘアーグラスはレイアウトで代表的な水草です
背が高くならず、横に這う様に成長し、草原のような水景を作るショートヘアーグラスは、水草レイアウトを作る際には定番の水草です

こちらがショートヘアーグラス
水中で管理販売されている場合と、寒天培地に入ってカップに入れられ販売されている組織培養カップでの販売方法があります
他にも、土が入っている鉢に植えられている販売方法や、侘び草のような特殊な土台に植わっている場合と、販売方法はいろいろあります

侘び草以外の場合は、束になっているヘアーグラスをばらして、ピンセットで少しずつ植えていきます
田植えをするように、間隔を空けて植え込んでいくことで、水草が子株を出しやすくなります
さらに、水中に専用の器具で二酸化炭素を添加することで、子株の成長を促進し、草原のようなアクアリウムを手早く作ることが出来ます
それでは、基本情報です
特徴
- 形状: 髪の毛のように細く、鮮やかな緑色の葉が特徴です
- 成長: ランナーと呼ばれる匍匐茎を伸ばして増殖し、密生すると絨毯のような美しい景観を作り出します
- 用途: 水槽の前景草として、草原や芝生のようなレイアウトに最適です
種類
- ヘアーグラス: 一般的なヘアーグラスは、葉の長さが5~10cm程度まで成長します
- ショートヘアーグラス: 通常のヘアーグラスよりも丈が低く、カールするように成長します。水景の前景部分にレイアウトするのに適しています
育成のポイント
- 光量: 十分な光量が必要です 底床まで光が届くように、照明を選びましょう
- 二酸化炭素: 二酸化炭素添加を行うと、より豊かに茂ります
- 肥料: 液体肥料や底床肥料を適切に与えましょう
- 底床: ソイルなどの栄養豊富な底床が適しています
- トリミング: 定期的にトリミングを行うことで、密生させることができます
育成難易度は、前景水草の中では簡単な方です
ただ、成長が遅いので、藻に負けてしまう場合もあります 藻を食べてくれるエビなどを入れておくとよいでしょう
ここまでが、水草としてのヘアーグラスです
ここからは、水草のヘアーグラスを苔テラリウムに使えるのか?
これをお話していきます
結論から言いますと、ヘアーグラスは苔テラリウムに使えます
日本でも、水田で「マツバイ」と呼ばれ、普通に見られます
大阪でもなんばパークスの敷地内にマツバイが生えていました
自然の中でも、田んぼや用水路などにも生えているようで、比較的水の多い場所に生えているようです
と言うことは、湿度を高める苔テラリウムにも使えそうですね
ちょっと苔テラリウムでもうまく育つか、やってみたいと思います
ヘアーグラスを使った苔テラリウムはまた後日
モスパラでした