ツノガエルの仲間たち

カエル

お疲れ様です モスパラです
今日はカエルのお話
カエル苦手な方はスルーしてね

クランウェルツノガエル

こちら、クランウェルツノガエル
土に軽く穴を掘り、身体を半分くらい埋めて、獲物が目の前を通り過ぎるのを待ちかまえてます
獲物は主にネズミのような小動物であったり、昆虫であったり、時には仲間や兄弟も食べます

主に日本ではペットとして観賞魚店やペットショップ、爬虫類のイベント等で手に入ります

それでは、クランウェルツノガエルの基本情報です

特徴

  • 南米に生息するツノガエル属のカエル
  • 体長は7.5~12.5cmほど
  • 体色は褐色や灰褐色で、濃い褐色の斑紋が入る
  • 乾季には土に潜り、体を粘液で覆って休眠する(飼育下では必要ない)
  • 寿命は10年ほど

飼育について

  • 比較的大人しく、飼育しやすいカエルとして人気があります
  • 飼育ケースは、プラケースやガラスケースなどが使えます
  • 床材は、カエル専用のソイルをおすすめします
  • 餌は、コオロギやピンクマウスなどを与えます
  • ピンクマウスは、内臓疾患を引き起こす可能性があるため注意が必要です
  • 丈夫で飼いやすいですが、適切な温度と湿度、清潔な環境を保つことが大切です
  • 南米のカエルなので、ヒーターは必須です シート状のヒーターを底面に使用します

その他

  • 様々な品種、カラーが存在します
  • ベルツノガエルとの種間雑種も多く、「ファンシーツノガエル」という流通名で販売されることもあります

似たような種類にベルツノガエルというのがいます
ベルツノガエルに比べると、クランウェルツノガエルは口先が尖り、眼上の角状突起が長いとされています
ツノガエルの仲間は、他にもアマゾンツノガエルやカーティンガーツノガエル、ホオコケツノガエルなどがおり、その全ては主に南米に生息しています

南米のカエルなので、ヒーター必須ですが、ケージの全面に敷いてしまうと、暑すぎて逃げ場がなくなってしまいます
ケージの半分くらいにヒーターを設置し、ヒーターのない部分も作ってあげて、行き来できるようにしてあげましょう

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感想(16件)

爬虫類、両生類飼育において基本的な知識ですので、お見知りおきを

モスパラもいろいろカエルを飼っていますが、ツノガエルの仲間の地上性のカエルたちは、苔やシダでレイアウトする飼い方に向きません
地上性のカエルは他にもツチガエルやヒキガエルなどがあります

ツノガエルは日中見ていると、ほとんど動きません
シダ植えたり、壁面に苔とかいけるんじゃない?と思って色々やってみましたが、カエルは夜行性です
夜になると、けっこうアクティブに動きます
で、オスの方が動く傾向にあるようです
メスを探し回ったりするからでしょうか
ガラス面をズリズリしたり、シダなど植えようものなら踏み潰されてしまいます
底面を苔で覆いつくしたくなりますが、糞尿も多いし、低床の交換もマメに行わないといけないですし、何より苔たちが踏みつけられます
それでもレイアウトするなら、シダを流木や石などに活着させて置いてみたり、壁面でも背の高いケージを使ってカエルの届かない場所あたりでレイアウトしたりするのがよいでしょう

苔と植物と生きものの共生をテーマにしているモスパラですが、地上に住み、穴を掘るカエルはレイアウトと相性がよくないようです
それでもチャレンジし続けるのがクリエイターです
いつかクランウェルツノガエルの長期維持できるレイアウトを作ってやりますよ
モスパラでした

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